KADOKAWA、NewsPicksにハッカーから身代金を要求されていると報道され抗議

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Pexels photo 5473951

ニコニコを含むKADOKAWAグループのWebサイトが大規模なサイバー攻撃をうけてサービス停止となっています。

長期間のサービス停止が続いているなか、NewsPicksはKADOKAWAが流出データなどと引き換えに身代金を要求されていると報道し、それに対してKADOKAWA側が抗議文を発表したことがわかりました。

一部報道機関が、当社グループへのランサムウェアを含むサイバー攻撃に開して犯人と名乗る人物のメッセージを掲載しておりますが、犯罪者を利するような、かつ今後の社会全体へのサイバー攻撃を助長させかねない報道を行うメディアに対して強く抗議をするとともに、損害賠償を含めた法的措置の検討を進めてまいります。
なお、本記事について当社がコメントすることはございません。

NewsPicksの記事は有料ですが、togetter等に掲載されている情報によると、NewsPicks編集部はハッカーから送られてきた脅迫メールと、それに応対するドワンゴ経営陣のやりとりを入手し、流出したデータと引き換えに17億円相当のビットコインを要求されている事実を突き止めたと伝えているようです。

KADOKAWAの社長を務めている夏野剛氏は、同記事について「このような記事をこのタイミングで出すことは、犯罪者を利するような、かつ今後の社会全体へのサイバー攻撃を助長させかねない行為です。Newspicksに強く抗議をするとともに、損害賠償を含めた法的措置の検討を進めてまいります。なお、本記事についてコメントすることはございません」とのコメントを寄せています。

ハッカーは、社内文書や社員の個人情報、ユーザー関連情報(アダルトコンテンツ閲覧履歴など)の流出を示唆していようですが、抗議文でも流出が事実なのかどうかに関しては触れられていません。

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