テキストファイルや画像ファイル、フォルダをわかりやすく比較することができる開発者向け多機能比較ツール「Kaleidoscope 3」の最新版「Kaleidoscope 3.3」が公開されました(9to5Mac)。
昨年10月のメジャーアップデートで、新しいUIを搭載し、M1 Macをサポートしたのに続き、今回の更新では、新しいSafari拡張機能が導入されています。
新しいSafari拡張機能は、Kaleidoscopeを使って、WebページのHTMLやCSSを簡単に調査、比較することができる機能で、クリックするだけで、ウェブサイトのソースコードの完全なコピーを取得したり、JavaScriptコンソール「ksdiff」を使用し、コードのバグを発見したりすることができます。
Next time you find yourself in a debugging situation where you need to inspect an object with many properties, remember Kaleidoscope and ksdiff(), which allows you to quickly save the current state. We even use this not only for comparing output, but for quickly getting content into another app, ready for copy and paste use later on.
次に、多くのプロパティを持つオブジェクトを検査する必要があるデバッグの場面に遭遇したら、現在の状態を素早く保存できるKaleidoscopeとksdiff()を思い出してください。これは、出力を比較するためだけでなく、コンテンツを別のアプリに素早く取り込み、後でコピー&ペーストで使えるようにするためにも使います。
その他、Kaleidoscope 3.3にはVisual Studio Code用の新しい拡張機能が付属し、VSCodeから直接ファイル、gitチェンジセット、gitマージを開くことができるようになっています。その他にもコード内の不可視文字を表示する機能や、さまざまなバグ修正が行われています。
Kaleidoscope 3はMac App Storeで1万8千円で販売されており、公式サイトから15日間の無料体験版を入手することもできます(高価なソフトウェアですがサブスクリプションやアプリ内課金はなく、完全な買い切り制アプリです)。
変更点の詳細はこちらで確認可能です。