KeePassX開発チームは12月7日(現地時間)、オープンソースのパスワード管理アプリKeePass Xの最新安定版「KeePass X v2.0」を公開しました(ニュース)。現在、OS X、Windows用の実行ファイルおよびソースコードをダウンロードすることができます。
KeePassX 2.0は、ここ数年間続けられてきたKeePass X 2系初の安定版で、KeePass 2で使われている.kdbxデータベースをサポートしていることが特徴です。エントリーごとの複数添付ファイルの貼り付けやカスタムキー・バリューの設定、複数データベースを一つのウィンドウで管理することができる新機能等も実装されています。
また正式版をbeta 2と比較しても、検索UIの改良やデータベースロック時のクリップボードのクリア機能の追加、Ctrl+Mでウィンドウを最小化する機能の追加など、複数の機能の追加や修正が行われています。現在ベータ版を使用している場合正式版にアップデートしたほうが良さそうです。