Googleはさまざまな実験的なプロジェクトを立ち上げ、望みが持てないサービスは素早く見切りを付けてきました。Googleが終了したプロジェクトの一覧は「Killed by Google」で確認することができます。
本日紹介する「Killed by Microsoft」は、そのMicrosoft版といえる非公式Webサイトです。
同サイトはKilled by Googleに触発して作られた、廃止されたMicrosoftのサービス、製品、デバイス、アプリのフリーかつオープンソースのリストで、Microsoftが廃止したプロジェクトにまつわる歴史について、事実に基づいた情報を提供することを目的としています。
世界中のコントリビューターが、死にかけ、あるいは死んだMicrosoft製品に関する情報の編集、調査、維持に協力しており、GitHubで議論に参加することも可能です。
同サイトはMicrosoftの死んだ製品がカテゴリで分類されていて、例えばハードウェアのリストには、「Microsoft Band」「Microsoft Kinect」「Lumia」などの有名ハードが名を連ねていることがわかります。
廃止されたOSのリストには、AndroidやiOSの対抗馬として期待を集めた「Windows Phone」が含まれています(下のほうにはその前身である「Windows Mobile」も確認できます)。
それぞれの項目について、生存期間や、簡単な説明、Wikipediaのリンクなどが確認できます。Windows Phoneに関しては次のように説明されています。
Windows Phone
Killed about 4 years ago, Windows Phone was a family of mobile operating systems for smartphones as the replacement successor to Windows Mobile and Zune. It was about 9 years old.
約4年前に終了したWindows Phoneは、Windows MobileとZuneの後継として、スマートフォン向けのモバイル・オペレーティング・システム・ファミリーだった。発売から約9年が経過していた。
今のところリストアップされた総数は163で、Googleの293に比べるとだいぶ少ない数となっています。
[via Neowin]