Amazonは10月30日より、Kindle初のカラー電子書籍端末「Kindle Colorsoft」の販売を開始しました(米国では32GBモデルで279.99ドル。日本では未発売)。
Kindle Colorsoftがユーザーのもとに届きはじめ、ディスプレイの下部が黄色く表示されると言う問題がRedditなどで報告されています(The Verge)。
Colorsoft has yellow tinge to bottom of display
byu/TheVloginator inkindle
問題を報告したユーザーは「届いたデバイスはディスプレイの下部が黄色く変色している」とし、「紙のような均一な光と色で表示されるはずなのに、これは信じられるほどは目立つ」と不満を表明しています。また、PaperwhiteとColorsoftのもうひとつの大き違いとして、画面の鮮明さをあげ、Paperwhiteは文字がシャープで、背景は非常にフラットであるのに対し、Colorsoftにはクロスハッチエフェクトがあり、これは新しいカラーレイヤーによるものだと推測されると指摘しています。
この問題にコメントを寄せたユーザーの一人は、Amazonが修正版の公開に取り組んでいることを示唆するクリーンショットを公開しており、変色の問題がソフトウェア・アップデートで訂正できる可能性もあります。
この問題がどの程度広範囲で発生しているかは不明ですが、Amazonのサイトでは、Kindle Colorsoftの平均評価は2.6で、多くのレビューが変色を指摘しています。黄色い色はほとんど目立たないとというコメントもあれば、気になりすぎるというものもあります。
The VergeのAndrew Liszewski記者は、変色は実生活よりも写真で見た方が目立つと画像を公開しています
。初のカラー端末ということでハードウェアがこなれるまでまだ少し時間が必要なのかもしれません。