TF証券のアナリストMing-Chi Kuo氏が新たな調査レポートを公開し、iPhone 12シリーズの需要に関する予想を行っていることがわかりました(9to5Mac)。
Kuo氏は、5.4インチのiPhone 12、6.1インチのiPhone 12、6.1インチのiPhone 12 Pro、6.7インチのiPhone 12 Pro MaxというiPhone 12の4つのモデルの中で、6.1インチのiPhone 12が最も人気がでるだろうと主張しています。
根拠となっているのは出荷台数の割合で、人気の高い6.1インチのiPhone 12が総出荷台数の40%を締めているのに対し、残りのモデルがそれぞれ20%になっているとのことです。
Kuo氏は、iPhone 12 miniは最も安価なオプションとなるものの、画面が小さすぎて市場にアピールすることができないと述べています。これまでの予想ではiPhone 12 miniは699ドル、対して6.1インチのiPhone 12は799ドルとminiのほうが価格で100ドルほど安いのですが、画面サイズのデメリットを覆すことはできないとの見方です。
iPhone 12 miniは、片手サイズのiPhoneとして、小型デバイスを望んでいるユーザーにとって待望のモデルとなりそうですが、やはり画面サイズが大きい6.1インチモデルの方が人気なのでしょうか。 iPhone 12のモデル間の人気の比較にも注目が集まりそうです。