レイテンシとはデータ転送時に発生する遅延時間のこと。シビアなタイミング調整が必要なソフトウェアを作成する場合、レイテンシを考慮したコーディングが必要となります。
本日紹介する「Latency Numbers Every Programmer Should Know」は、コンピューターで発生する遅延時間をわかりやすく可視化したサイトです。
CPUの内部に配置された最も高速なL1キャッシュの参照や、メインメモリの参照、SSDからの読み込みなど、さまざまな処理を行う場合に必要な時間がまとめられています。
▲棒グラフは操作することが可能で、上下をクリックすることで、スケールを変更することができます。また「−」「+」ボタンをクリックして西暦を変更し、時間の変化を確認することができます(未来になるほど数値が少なくなります)。
なおこのサイトはsamwho氏によるものですが、Colin Scott氏が作成したサイトを参考しているそうです。
▲こちらでは別の方法で数値が可視化されています。
Hacker Newsでは数値の妥当性はもとより、データの分かりやすい可視化の方法に関する議論も行われています。興味のある方は参考にしてみてはいかがでしょうか。