Linux 6.10がリリース - カーネルのRust言語サポートが改善

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Linux開発者のLinus Torvalds氏7月14日(現地時間)、Linux mainline Kernelの最新版「Linux 6.10」をリリースしました(Phoronix)。

Linus氏はリリースに関し次のようにアナウンスしています。

So the final week was perhaps not quote as quiet as the preceding ones, which I don't love - but it also wasn't noisy enough to warrant an extra rc. And much of the noise this last week was bcachefs again (with netfs a close second), so it was all pretty compartmentalized.

In fact, about a third of the patch for the last week was filesystem-related (there were also some btrfs latency fixes and other noise), which is unusual, but none of it looks particularly scary.

Another third was drivers, and the rest is "random".

最終週は前の週ほど静かではなかったかもしれませんが、追加のリリース候補が必要なほど騒がしいわけでもありませんでした。そして、この最後の週の騒がしさの多くは再びbcachefsに関するもので(ネットファイルシステムがそれに次いでいました)、すべてかなり区分けされていました。

実際、この最後の週のパッチの約3分の1はファイルシステム関連のものでした(btrfsの遅延修正やその他のノイズもありました)、これは珍しいことですが、どれも特に恐れるものではありません。

もう3分の1はドライバ関連で、残りは「ランダム」なものです。

Linux 6.10では以下のような多数の新機能が追加されています。

  • 初期のDRMパニックインフラ
  • Arm Maliグラフィックス用の新しいPanthor DRMドライバ
  • 「小型」のRyzen APU向けのAMD ROCm/AMDKFDサポートの向上と、AMD Zen 5向けの新機能追加
  • RISC-VカーネルモードFPUによるRISC-VハードウェアでのAMD GPUディスプレイサポート
  • より多くのIntel Xe2グラフィックスの準備
  • IO_uringゼロコピー性能の向上
  • 最新のIntelおよびAMD CPUによるAES-XTSディスク/ファイル暗号化の高速化
  • XFSのオンライン修復作業の継続
  • スチームデッキIMUのサポート
  • TPMバスの暗号化と整合性保護

新機能の詳細はこちらで確認可能です。

タイトル Linux Kernel (mainline)
公式サイト http://www.kernel.org/
ソフトアンテナ https://softantenna.com/softwares/2041-linux-kernel-mainline
説明 現在開発中のLinux Kernel。
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