Mozillaは現在、2018年中に公開されるFirefox 63あるいはFirefox 64でライブブックマーク機能を含むRSS関連機能を削除する計画を立てています。
使用しているユーザーの数から考えて、メンテナンスコストがかかりすぎるためという理由ですが、現在もまだ同機能を利用している方にとっては納得できない決定かもしれません。
幸い、ライブブックマーク機能と同様の機能を実現するFirefox用の新たな拡張機能「Livemarks」が開発者Tim Nguyen氏によって作成され公開されています。
Chromeでライブブックマーク機能を実現するFoxishのリライト版で、
ネイティブな機能と同様、RSSフィードをブックマークフォルダとして扱い定期的に中身が更新されていく動的なブックマーク機能を利用することができます。
Livemarksの使用方法
FirefoxでLivemarksのページにアクセスし拡張機能をインストールします。
▲拡張機能をインストールすると、フィードを提供しているサイトにアクセスした際、アドレスバーにRSSアイコンが表示されます。このアイコンをクリックするとLivemarksにフィードを追加することができます。
▲確認画面で「Add livemark」ボタンをクリックします。
▲Livemarksで管理しているフィードの一覧は、アドオンの設定画面で管理することができます。この画面からフィードのURLを新規に追加したり削除したりすることが可能です。
歯車のアイコンをクリックすれば、フィード一覧のインポート、エクスポート機能の実行、更新頻度の設定、ブックマークのデフォルトの保存場所の変更などが可能です。
追加したフィードはブックマーク上ではフォルダとして表示され、中にフィードアイテムの一覧が指定した最大数まで表示されます。
まとめ
Livemarksを使用すればFirefoxから削除されてしまうライブブックマークと同様の機能を使用し続けることができます。ライブブックマークを愛用している方は実際に同機能が削除されてしまう前にこの拡張を試してみると良いかもしれません。