Appleが販売を搭載したM4搭載Mac miniがユーザーの元に届き始め、ソーシャルメディアなどで多くの分解動画が公開されはじめています。
これらの情報によると新型のMac miniでは256GBのストレージを搭載したベースモデルで、128GBのストレージチップを2つ使用しており、512GBや1TB、2TBのストレージを搭載したモデルと比較して、同等のSSD速度を実現していることがわかりました(MacRumors)。
Partial teardown of M4 Mac Mini /w 16GB RAM & 256GB SSD. Interesting revealation: Wifi chip & antenna on the back of bottom air intake. SSD on a daughter board. And even the base 256GB version comes in two chips. No compromise in speed. Theoretically also end user upgradable. pic.twitter.com/vA2vQwkl7J
— HG 阿聻 𓆣 𓇽 (@ohgkg) November 8, 2024
また、新型のMac miniのストレージはモジュール式となっており、論理的には交換することもできる模様。ただしMac Studioと同等にストレージの交換には複雑な手順が必要となっています。
M2チップを搭載した前世代のMac miniのベースモデルは256GBのストレージチップを1つ搭載していたため、SSDの読み書き速度は大容量モデルと比較して30%から50%遅くなっていました。この速度の遅さは一部のユーザーから批判されていましたが、最新モデルではその問題が解決していることになります。
Appleは今年始め、M3チップを搭載したMacBook Airの256GBモデルで2つの128GBストレージチップを使用するように戻しています。数年前Appleは一部のベースモデルのMacに、256GBのチップを1つだけ搭載するという決定を行いましたが、批判を受けて速度低下のない構成に戻したといえそうです。