Macの管理をターミナルから実行するためのコマンドラインツール「mac-cli」。開発者がMacを効率よく管理するために開発されたツールで、Macのハードウェアの操作や情報取得から始まりネットワーク、LAMP、Gitの操作に至る、とんでもない数の管理機能を提供しています。
mac-cliの秘密はHomebrew、Git、pip、pv、Pythonといった外部ツールの機能をラップし、統一されたインターフェイスとして提供している点にあります。個々の機能を単体で一から開発したわけではないので、これだけ多くの機能が提供できているわけです。
インストールは以下のコマンドで行います。
# リポジトリのclone git clone https://github.com/guarinogabriel/mac-cli.git && cd mac-cli # 依存ライブラリのインストール(またはsh mac install:all) sh mac install
なお「mac」コマンドは/usr/local/binにコピーされますので、Homebrew以外のファイルを/usr/local/binに起きたくない原理主義の方はご注意ください。
「mac list」を実行すると表示しきれないほどのコマンドが表示されます。
コマンドの一覧は「mac list:general」のようにカテゴリごとに表示することもできます。
あまりにも多機能すぎて実際に導入するかどうか判断に迷うタイプのスクリプトですが、コマンドラインから何ができるのか確認するためのサンプル集としても使えるかもしれません。