【Tips】inProgressが使用中のためゴミ箱が完全に空にできない場合の対処法

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先日ゴミ箱を完全に空にしようとすると、ゴミ箱内の項目の一部が「システムの整合性保護のため」削除できない状態になっていることに気がつきました。

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▲この画面で「続ける」ボタンを押してみると…

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▲「〜.inProgress」というファイルがゴミ箱内に存在しこれが原因となっているようです。

今回はこの.inProgressを削除し、ゴミ箱を空にする方法を説明します。

目次

再起動やFirst Aidは効果なし

最初にMacを再起動したり、ディスクユーティリティから「First Aid」を実行してディスクの状態をチェックしてみたりしたのですが、効果ありませんでした。

手っ取り早く問題が解決できる場合もあると思いますので、試してみてもよいと思います。

.Trashesを削除

その後さらに調査を続け、結局、効果があったのはDelete .inProgress files created by Time Machineという、MacRumorsのフォーラムに掲載されている情報です。

.inProgressファイルは何らかの原因でTime Machineが異常終了した場合に作られるらしく、これを削除するにはターミナルを開き以下のようにコマンドを実行すると良いようです。

cd /Volumes/Time\ Machine
rm -r .Trashes
sudo rm -rf .Trashes #上で効果ないならこちら

Time Machineのボリューム名は各環境に合わせて変更してください。

実際に上記のコマンドを実行した後、ゴミ箱の中の.inProgressファイルは削除され、空の状態になりました。元記事は2008年頃のかなり古い情報ですが、macOS Sierraでも有効なようです。

.inProgressが原因でゴミ箱が空にできないかたはお試し下さい。

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