Windowsのフォントレンダリングを変更し、美しい文字を描画することができるソフトウェア「MacType」。
常駐させると、あらゆるソフトのフォント描画を一括して変更することが可能ですが、そこまでやられると、見た目が変わりすぎて逆に困ってしまう場合もあるかもしれません。
本日はMacTypeを常駐させず、特定のソフトのフォントレンダリングだけを変更する方法を説明します。
目次
前準備: 非常駐設定
MacTypeを常駐設定で動かしている場合、起動モードを変更します。
MacTypeウィザードを起動して、起動モードを「起動しない」に変更します。再起動してフォントレンダリングが元の状態に戻っていることを確認します
MacLoader.exeを使ってテスト
MacTypeに含まれる「MacLoader.exe」にソフトをドロップすると、そのソフトの描画だけを変更することができます。「C:\Program Files (x86)\MacType」を開き、MacLoader.exeにドロップしてみましょう。
例えばsshクライアントの「putty.exe」をドロップしてみます。
上がMacLoaderあり。下がMacLoaderなしの状態です。上の方がフォントが太く、MacTypeの効果が現れていることがわかります。
ショートカットの作成
動作確認が終わったら簡単に起動できるようにショートカットを作成します。
MacLoader.exeののショートカットを作成してプロパティを開き、リンク先と作業フォルダを設定します。
- リンク先: "C:\Program Files (x86)\MacType\MacLoader.exe" "対象プログラムのフルパス"
- 作業フォルダ: 対象プログラムの存在するフォルダ
あとはショートカットの名前を適当に変えて保存しておけば完成です。特定のソフトでだけMacTypeを適用したいという方はお試し下さい。