OWCが公式ブログにて、Mac mini Late 2014のFusion Drive搭載モデルを分解した結果を公開しています(Rocket Yard)。
iFixitが既にMac mini Late 2014を分解済みですが、あちらはローエンドのHDD搭載モデルだったので、OWCの分解結果にも価値があります。特にFusion Driveがどのような構成になっているのか、内部の構成に興味のある人には見逃せない内容だと思います。
分解されたMac miniは「2.8GHz dual-core Intel Core i5」、「8GB RAM」、「1TB Fusion Drive』搭載のハイエンドモデル(いわゆる松)です。
PCIe SSD
Fusion Driveで使われているPCIe SSDは、現行のMacBook Pro Late 2013や、MacBook Air 2013、iMacなどで使われているものと同じ。旧mini用語でいうところのLower側に搭載されています。
OWCはPCIeスロットと接続ケーブルがFusion Drive搭載モデル以外には存在しないだろうとも言及しています。ただし、iFixitの情報では梅モデルにもPCIeケーブルを差し込める場所があるようなので、パーツが準備できればFusion Driveモデル以外でもPCIe SSDが利用できるのかもしれません。
分解にはT6 Torx Securityドライバーと呼ばれる特殊ドライバーが必要になっているとの情報もあります(トルクス)。
HDD
HDDは裏側に。HGST製でSATA接続のようです。
まとめ
SATA側のドライブを入れ替えるのはちょっと大変そうですが、頑張れば自力でなんとかなるレベルかも?ただし分解すると保証が切れるのでその点は心配です。
ちなみに、iFixitよりOWCの分解写真のほうが普通っぽくて分かりやすい気がしました。既存Mac miniユーザーならばなんとなく中身が想像できるかも。気になる方は他にも写真が掲載されているので参照してください。