MacBook Late 2008にMavericksを入れてみてかなり安定していたので、我慢しきれずMac mini 2012にもMavericksをインストールしてみました。Mac mini 2012はデュアルディスプレイで使っているので、OS X Mavericksの売りの一つである、マルチディスプレイ機能の強化が実際どうなっているのか確認してみました。
メニューバーが両方に表示されるように
Mavericksではどちらのディスプレイにもメニューバーが表示されるようになりました。メニューを操作するのにわざわざ別のディスプレイまでマウスカーソルを移動する必要がないので便利です。アクティブじゃないほうのメニューバーは薄く表示されます。
今までも、SeondBarというフリーソフトでメニューバー自体の表示はできたのですが、アイコンが表示されなかったり微妙に文字がおかしくなったりちょっと本物と異なるメニューバーでした。Mavericksのメニューバーは純正だけあってアイコン表示もメニュー表示も完璧です。これはやる気がでますね。
Dockがどちらでも表示できるようになった
Dockを下に表示している場合、マウスカーソルを画面下に移動するとどちらのディスプレイでもDockが表示できるようになりました。左右に表示している場合は関係ないので、「Dockは下に表示する派」の人にとっては便利っぽい機能です。
フルスクリーンが改善された
今まで、片方のディスプレイでアプリをフルスクリーン表示にすると、もう一方のディスプレイは灰色の背景になってしまい寂しい思いをしていましたが、これが改善され、フルスクリーン+ウィンドウ表示ができるようになりました。フルスクリーンの用途が広がるかも。
おまけ: メニューバーを非表示にしたい
せっかく追加されたセカンダリ側のメニューバー表示機能ですが、
- 縦の解像度を節約したい。
- メニューバーなしの操作に最適化されてしまっている。
- 一部アプリで不具合がある(Skitch 1.xでおかしくなるような…)
などの理由で、これを非表示したい場合もあるかと思います。その場合、
「システム環境設定 > Mission Control」で、「ディスプレイごとに個別の操作スペース」のチェックを外してください。これで今まで通りメニューバーは1つだけになります(ログアウトが必要)。