新型のMacBook Proでは、ファンクションキーのかわりにOLEDディスプレイを採用した新型のタッチバーが採用されるのではないかと噂されています。そのような中いちはやくOLEDタッチバー搭載のMacBook Pro筐体写真をスクープしたCult of Macが、OLEDタッチバーを搭載したMacBook Proのコンセプト動画を公開しています。
「2016 MacBook Pro’s OLED touchpad Spy Photos!」と題された動画の50秒ごろから、OLEDタッチバーを搭載した新型MacBook Proのコンセプト映像が確認できます。
OLEDタッチバーをファンクションキーとして利用するメリットは、ファンクションキーの機能だけではなく見た目を変更したり、アプリ毎に独自のファンクションキーを設定できることだと説明されています。
物理ファンクションキーでは不可能だったキートップの表示の変更が可能となるためこれまでよりさらに柔軟性の高いカスタマイズが可能になるメリットがあるのです。Cult of Macの記事「Why the MacBook Pro needs an OLED touch pad」にてこの点に関しては詳細に解説されています。
なおファンクションキーをタッチパネル式に切り替えるアイデアは新型MacBook Proが初めてではなく、ThinkPad X1 CarbonでAdaptive Keyboardとして採用されていた実績があります。ThinkPad X1 Carbonの場合不評のためか第3世代で廃止となっているため、MacBook Proでこの経験を踏まえた改良が行われるかどうかに注目が集まりそうです。