Appleのスティーブ・ジョブズ氏はかつて、ノートPCのタッチ対応に対し「垂直の画面にタッチスクリーンは適さない」としてMacBookに対するタッチスクリーンの採用を否定しました。また現在Appleのデザインチームを率いるジョナサン・アイブ氏も昨年、タッチスクリーン対応のMacの開発を断念したことを明らかにしています。
このようにAppleがすぐさまタッチスクリーンを採用したMacを発表する事は考えづらい状況ですが、Touch Barで一部なりともタッチ機能が導入されたように、タッチ機能の利用が将来的にさらに進む可能性は残されているのかもしれません。
スイスのサイトHandyAbovergleichはこのアイデアを推し進め、キーボードが完全にタッチスクリーンが完全に置き換えられた「MacBook Touch」コンセプトを公開しています。
MacBook Touchは完全にタッチスクリーンで置き換えられたキーボードが特徴です。タッチキーボードは通常のキーボードとして利用できるほか、Apple Pencil対応のセカンドディスプレイとしても機能します。
想定されたスペックは以下の通り:
- ベゼルレスの17インチSUPER RETINAディスプレイ
- Face IDの統合: macOSのための顔認識とジェスチャー機能
- ドックとTouch Bar 2を備えるタッチキーボード
- タッチスクリーン用のフルApple Pencilサポート
- Fource Touchを改良したエッジtoエッジのトラックパッド
- スピーカーの改良
- USB-Cを採用した薄型ケース
物理キーボードの触感が持つ利便性を、タッチスクリーンで実現することができれば、このような未来もありうるのでしょうか。