古くからコンピューターマニアに人気の高いApple製コンピューター。現在のMacやiPhoneも世界中で大人気ですが、憧れ度でいえば以前の方が上だったといえるかもしれません。
本日紹介する「macintosh.js」は、そのような古き良きMac(Macintosh)を再現するMac OS 8エミュレーターです。 正確には1991年に発売されたMacintosh Quadraをエミュレートする、Electronを用いて作成されたオープンソースのデスクトップアプリで、Windows / macOS / Linux上に対応しています。
最近Appleは、MacのプロセッサをIntelからAppleシリコンに変更する計画を披露して話題となりましたが、Macintosh Quadra 900は、Intelの前に使われていたPowerPCにスイッチする前、Motorola製CPUを搭載しているマシンとなります。
以下使用方法を説明します。
macintosh.jsの使用方法
GitHubのリリースページから最新の実行ファイルをダウンロードします。Macの場合例えば「macintosh.js-darwin-x64-1.0.4.zip」をダウンロードし、中に含まれる「macintosh.js.app」をアプリケーションフォルダにコピーします。
macintosh.js.appを実行するとすぐにマシンが起動します。
▲左上のAppleメニューからシステム関連機能を呼び出すことができます。
▲「Games」フォルダには例えば「Duke Nukem 3D Demo」など、ゲームのデモが含まれています。
▲「Apps」フォルダには、PhotoshopやIllustratorの試用版が含まれています。
まとめ
macintosh.jsは古き良きMacintoshを体験できるMac OS 8エミュレーターです。残念ながらインターネット接続はできないとのことですが、ファイルの転送やディスクイメージのマウントには対応しています。当時を知っている方も知らない方も試してみてはいかがでしょうか。