AppleがmacOS CatalinaでiPad用のアプリをmacOSで簡単に動かすための「Project Catalyst」を導入したことからも分かるように、将来のmacOSはiPadOSに近いモノになるのかもしれません。
この考えにのっとり、 デザイナーのKamer Avdan氏は、iPadOSのさまざまな機能を導入した新しい「macOS 11」のコンセプト動画を公開しています。
コンセプトで具現化された「macOS 11 Ventura」は、iOS風のよりフラットなデザインを採用し、iPad風のドラッグ&ドロップ方式が導入されています。ファイルをドラッグすると、バックグラウンドで開いているアプリが表示され、そこに素早くドロップすることが可能となっているのです。
またiPadOSのホーム画面のように、カレンダーや天気などのウィジェットをデスクトップに表示できるほか、iPad風のシステム環境設定が実装されちえます。
他にも、真のダークモードや、再設計されたミッションコントロール、Mac用のFace IDインターフェイスの導入、AirPodsのペアリングプロセスの改善、AirDrop用の共有ジェスチャーの追加など、さまざまな新機能が盛り込まれています。
ここに表現された新機能が実際に実現するかどうかは不明ですが、最近AppleがmacOSよりもiOS/iPadOSに力を入れているのは間違いなく、macOSがiPadOSにさらに近づく流れは自然だといえそうです。