Appleは本日、macOS Big Sur 11.2 RC 3を開発者およびパブリックベータテスター対して公開しました(MacRumors)。
Apple Developer Programに加入している開発者は、Apple Developer Centerからファイルをダウンロードして最新ベータをインストールすることができます。Apple Beta Software Programに参加しているベータテスターは、同Webサイトを利用して最新版をインストールすることができます。
今回リリースされたソフトウェアのビルド番号は以下の通りです:
名前 | ビルド番号 | リリース日 |
---|---|---|
macOS Big Sur 11.2 RC 3 | 20D64 | 2021/01/28(米国時間) |
macOS Big Sur 11.2では、Appleのアプリがサードパーティ製ファイアウォールやセキュリティツールを回避できるようになっていた機能が削除されているほか、Bluetoothの信頼性の改善やMac miniの外部ディスプレイの問題の修正などが行われています。
リリースノートによると以下のような変更が含まれています。
macOS Big Sur 11.2 improves Bluetooth reliability and fixes the following issues:
- External displays may show a black screen when connected to a Mac mini (M1, 2020) using an HDMI to DVI converter
- Edits to Apple ProRAW photos in the Photos app may not save
- iCloud Drive could turn off after disabling the iCloud Drive Desktop & Documents Folders option
- System Preferences may not unlock when entering your administrator password
- Globe key may not display the Emoji & Symbols pane when pressed
なお、本日のアップデートで、ローカルユーザーがroot権限を取得することができるsudoの脆弱性が対処されるのではないかとの推測がありましたが、脆弱性は対処されていない模様です。