Appleは本日、WWDC20でmacOSのメジャーバージョンアップ版「macOS Big Sur」を発表しました。macOS Big Surのバージョンは11.0で、UIの刷新やコントロールセンターの導入によりさらにiOSに近づいたデザインとなっています。
デザインに関しては、Mac OS Xの導入以来最大のアップグレードと位置づけられ、ウィンドウの角の丸みから色、パレットに至るまでさまざまな箇所が変更されています。DockのアイコンはAppleエコシステムとの一貫性を高めるため、iPhone/iPadに近いものに変更され、新しくコントロールセンターが追加されました。通知センターもインタラクティブ性が高まり、サイズも変更されるなど、新しいデザインに変更されています。
Safariも2003年の最初のリリース以来の最大のアップデートが行われ、パフォーマンスやバッテリー持続時間の改良が行われています。タブも再設計され画面上に1度に多くのタブを表示する事が可能になるとともに、デフォルト表示されるファビコンによってタブの識別が容易になっています。タブのナビゲーションにはマウスカーソルを合わせるだけで表示される、ページのクイックプレビューを使用することもできます。
その他メッセージアプリや、マップアプリの改良、プライバシの強化などさまざまな変更が行われています。