macOS Sequoiaでは画面収録を行うアプリに対し、毎月許可を与える必要があります。
簡単に無効化する方法はなく(無理矢理無効化する抜け道はあります)、パワーユーザーからは不評な変更ですが、最近のmacOSにはさらにおせっかいな機能が追加されていたようです。
画面収録プロンプトを無効化する方法を紹介した開発者のJeff Johnson氏は、macOS SequoiaやmacOS Sonoma 14.7ではBluetoothをオフにしようとすると、「Bluetootをオフにすると、Bluetoothデバイスを使用できなくなります。」という警告プロンプトが毎回表示されると指摘しています。
プロンプトには「例えば、BluetoothキーボードやBluetoothマウスが使えなくなります。Bluetoothをオフにしてよろしいですか?」とのメッセージが表示されており、Blueoothをオフにすることで、Macが操作できなくなることを警告している模様。キーボードを搭載していないMac、例えばMac miniでのみ表示され、MacBook AirやProでは表示されないそうです(実際手元の環境でも確認しました)。
プロンプトは、Mac miniにUSBキーボードやマウスを接続している場合でも関係なく表示され、「Bluetoothをオンのままにする」ボタンにフォーカスがあたっていて、キーボードで簡単にオフにできない状態となっています。
個人的には、Bluetoothをオフにする事はめったにないため、あまり不便さを感じそうにありませんが、オン・オフを頻繁に切り替える馬合はうっとおしい機能だといえそうです。Hacker Newsには、USBキーボードやマウスの接続状態を確認して、プロンプトを表示するかどうかを決定する処理をAppleが追加すべきだとの指摘が行われています。