Appleが本日開催されたWWDC18の基調講演で「macOS Mojave」を発表しました(MacRumors)。
名前はカリフォルニア州に存在するモハーベ砂漠から取られており、壁紙もそれにちなんだモノになっています。
最大の新機能はウィンドウやメニューバーなどを含めアプリケーション全体を暗いテーマで表示できる「ダークモード」の搭載で、Appleの統合開発環境「Xcode」も対応します。
デスクトップに存在するファイルを種類や日付、タグで自動的に整理できる「Stacks」や、画像や動画を大きな表示でプレビューできるFinderのギャラリーモードの追加、動画に対応したスクリーンショット機能の強化も行われます。
Apple Newsやボイスメモ、ホームアプリといったこれまでiOS用として提供されていたアプリが追加されるほか、Mac App StoreもiOS版のApp Store風に変更されます。
正式公開は2018年秋の予定で、開発者向けベータは本日より公開されています。
なおmacOS Mojaveがインストール可能なMacは、おおよそ2012年以降に製造されたMacに限定されている模様。macOS High Sierraがインストールできた、2009〜2011世代のMacのサポートが廃止となっています。
- MacBook (Early 2015 or newer)
- MacBook Air (Mid 2012 or newer)
- MacBook Pro (Mid 2012 or newer)
- Mac mini (Late 2012 or newer)
- iMac (Late 2012 or newer)
- iMac Pro (2017)
- Mac Pro (Late 2013, plus mid 2010 and mid 2012 models with recommended Metalcapable
GPU)
個人的に使っているMacBook Pro 2011やMac mini 2011がサポートされなくなったのがかなり残念ですが、いたしかたないところでしょうか…。