Appleが先日リリースしたmacOS Monterey 12.2で、スリープ時にバッテリーが過度に消耗するという問題が発生していることがわかりました(MacRumors)。
この問題はここ数日の間、MacRumors Forum、Reddit、Twitterなどで報告されており、今のところ影響の範囲がどの程度広いかは不明とされています。
影響を受けたユーザーによると、macOS 12.2にアップデートしてから、一晩でスリープモード中にMacのバッテリー残量が100%から0%に低下したとのこと。数名のユーザーがターミナルを使って原因の特定を試みたところ、Bluetoothアクセサリが頻繁に「DarkWake from Deep Idle」を引き起こし、Macがスリープから繰り返し復帰し、バッテリーを消耗していることが判明したそうです。この問題は、Intel MacとM1 のMacの両方に影響を及ぼしている模様です。
Whoa macOS 12.2 21D49 (the current version) is behaving like Windows! Battery went from full to 0% while on sleep mode overnight. Any fix, @AppleSupport? pic.twitter.com/w1kdJXyU7r
— fishjourner (@fishjourner) January 29, 2022
Bluetoothを無効にするか、すべてのBluetoothアクセサリをMacから取り外すとこの問題は発生しなくなるという報告もありますが、実用的な回避策といえず早急な対策が求められています。
macOS 12.3 beta 1で不具合が修正されているかどうかは不明で、MacRumorsはAppleに対してコメントを求めています。