【要注意】macOS Montereyのメモリリークはアクセシビリティ機能だけが原因ではない

Your system has run out of application memory

Appleの最新のMac用オペレーティングシステム「macOS Monterey」では現在、想定外のメモリ不足が発生するとの問題が報告されています。問題の原因は、特定のアクセシビリティ機能によってメモリリークが発生しているせいではないかと推測されていましたが、それだけが原因ではないようだと9to5Macが報じています。

macOS Monterey 12.0.1では多くのユーザーが「Your system has run out of application memory.」というメッセージが表示されるエラーに遭遇しています。このエラーはアプリケーションがギガ単位のメモリを使用していることが原因で発生し、場合によってはMacのRAM容量を超える使用量が報告されることもあり、最終的にはシステムがクラッシュしてしまいます。

例えば32GBのRAMを搭載した16インチMacBook Proで、メールアプリのメモリ使用量が32GBを遙かに超え、100GB以上を示したケースもあったとのこと。不具合はメールやFinal Cut Pro、その他アプリで発生し、Intel/AppleシリコンどちらのMacにも影響しているようです。

このエラーに対し特定のアクセシビリティ機能を利用し、特にマウスポインターのカスタマイズ(色の変更など)を行った場合、メモリリークが発生しているのではないかとの説が唱えられました。この「アクセシビリティ説」はMozillaが最初に発表しています。

On macOS 12 Monterey, using a non-standard cursor size or colors causes a large memory leak in Firefox. Firefox version 94 includes a fix that reduces the memory leak, but the problem can still occur. The problem has been reported to Apple and a fix is expected in a future update to macOS 12.

macOS 12 Montereyでは、標準外のカーソルサイズや色を使用すると、Firefoxで大きなメモリリークが発生します。Firefoxバージョン94では、メモリリークを軽減する修正プログラムが含まれていますが、それでも問題が発生する場合があります。この問題はAppleに報告されており、macOS 12の将来のアップデートで修正される予定です。

Workaround: until a newer version of macOS 12 is available with the fix, use the standard cursor size and colors. In macOS 12 System Preferences, select Accessibility, then Display, then Pointer. Set the pointer size to normal and reset the pointer colors by clicking the Reset button.

回避策:修正された新しいバージョンの macOS 12 が利用可能になるまでは、標準のカーソルサイズと色を使用してください。macOS 12 のシステム環境設定で、「アクセシビリティ」、「ディスプレイ」、「ポインター」の順に選択します。ポインターのサイズを通常に設定し、「リセット」ボタンをクリックしてポインターの色をリセットします。

提案されているように、標準サイズ/色のカーソルを使用すると効果がある場合もあるそうですが、9to5Macは全く何の変化もなく、メールアプリはメモリリークを続けていると主張しています。

根本的な対策はやはりmacOS Montereyのアップデートを待つしかないのかもしれません。

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