macOSにOracle Java 8をインストール・アンインストールする方法【2022年版】

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macOSにOracle Java 8をインストールする方法を説明します。

Java 8はかなり古いバージョンで、JDKは現在、OpenJDKをHomebrewやMacPortsを簡単に利用してインストールすることができますが、場合によってはOracleのJava 8を使用したい事もあると思います。Oracleのライセンス変更の影響などにより、Java 8はLTS版として多くの環境で使い続けられているからです。

以下、具体的な手順を説明します。

目次

Oracle Java 8のダウンロード

Java 8の最新版は、Oracle公式サイトからダウンロードすることができます。

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▲「Java 8 > macOS」と選択し、dmgファイルのリンクをクリックします。

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▲「Oracle Technology Network License Agreement for Oracle Java SE」ライセンスの許諾にチェックを入れ、「Download」ボタンをクリックします。

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▲Oracleプロファイルでサインインするとダウンロードすることができます。アカウントを持っていない場合「プロファイルの作成」でアカウントを作成する必要があります。

Oracle Java 8のインストール

ダウンロードしたdmgファイル(今回はjdk-8u341-macosx-x64.dmg)をクリックします。

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▲「続ける」ボタンをクリックします。

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▲「インストール」をクリックします。自分のユーザーアカウントのパスワードを入力して権限を与え、処理を続行すればインストール完了です。

インストール後、ターミナルを開き「java -version」を実行します。インストールしたバージョンが実行できている事を確認します。

$ java -version
java version "1.8.0_341"
Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.8.0_341-b10)
Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 25.341-b10, mixed mode)

javaコマンドが実行できない場合、インストールが失敗している可能性があります。不要なJDKをアンインストールしてから再度インストールすると成功する可能性があります(アンインストール方法は後述)。

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Oracle Java 8のアンインストール

Oracle Java 8をアンインストールするには、単純にインストールしたフォルダを削除すれば良いようです。「/Library/Java/JavaVirtualMachines」以下に「jdk1.8.0_xxx.jdk」フォルダが存在するため、これを削除します。

以下のコマンドを実行します。

$ cd /Library/Java/JavaVirtualMachines
$ ls
jdk1.8.0_341.jdk/   openjdk8-bootstrap/
$ sudo rm -rf jdk1.8.0_341.jdk/

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java_home -v1.8の表示がおかしい

macOS Montereyで「/usr/libexec/java_home -v1.8」を実行するとJDKのフォルダが正しく表示されない不具合(?)が存在するようです。

$ /usr/libexec/java_home -v1.8
/Library/Internet Plug-Ins/JavaAppletPlugin.plugin/Contents/Home

この場合「/usr/libexec/java_home -verbose」で確認します。

/usr/libexec/java_home -verbose
Matching Java Virtual Machines (3):
    1.8.341.10 (x86_64) "Oracle Corporation" - "Java" /Library/Internet Plug-Ins/JavaAppletPlugin.plugin/Contents/Home
    1.8.0_341 (x86_64) "Oracle Corporation" - "Java SE 8" /Library/Java/JavaVirtualMachines/jdk1.8.0_341.jdk/Contents/Home
    1.8.0_201 (x86_64) "Oracle Corporation" - "Java SE 8" /Library/Java/JavaVirtualMachines/openjdk8-bootstrap/Contents/Home
/Library/Internet Plug-Ins/JavaAppletPlugin.plugin/Contents/Home

「/usr/libexec/java_home -v1.8.0_341」とバージョンをフルで指定すれば良いようです。

$ /usr/libexec/java_home -v1.8.0_341
/Library/Java/JavaVirtualMachines/jdk1.8.0_341.jdk/Contents/Home

まとめ

macOSにOracle Java 8をインストール・アンインストールする方法しました。なおOracleもインストール方法を説明したドキュメントを提供しています。こちらも参考にしてください。

macOSを使いこなすための情報は以下のページにまとめています。

Appleのオペレーティングシステム「macOS」全般に関する特集ページです。 インストール関連 macOSのインストールに役立つ記事をご紹介します。
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