【朗報】macOS Sequoiaの1ヶ月毎に表示される画面収録許可プロンプトを永久に無効化する方法が発見される

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macOS Sequoiaでは、画面録画を行うアプリに対し許可を与えるためのプロンプトが、毎月一度表示されるという変更が行われています。

ベータ版では毎週表示されていたものが正式版では毎月に緩和されたものの、定期的に煩わしいプロンプトが表示されることに変更はなく、Macに詳しいユーザーからは不満の声が上がっています。

しかし今回、macOSのplistファイルを変更し、このプロンプトを永久に表示しないようにする方法が存在する事が、開発者のJeff Johnson氏のブログ記事で明らかになりました。

同氏によるとプロンプトで許可を与えた日付は、~/Library/Group\ Containers/group.com.apple.replayd/ScreenCaptureApprovals.plistに保存されます。

TCC(Transparency, Consent, and Control)によって保護されているため、アクセスするにはTerminalアプリにフルディスクアクセスの権限を付与する必要があるものの、権限さえあればdefaultsコマンドで読み込むことができます。

defaults read ~/Library/Group\ Containers/group.com.apple.replayd/ScreenCaptureApprovals.plist
{
    "/Applications/Shottr.app/Contents/MacOS/Shottr" = "2024-09-21 12:40:36 +0000";
}

plistファイルのキーは、画面収録を行うアプリのパスで、値は日付です。プロンプトを永久に止める場合、日付をずっと先の未来である3024年などに変更します。

defaults write ~/Library/Group\ Containers/group.com.apple.replayd/ScreenCaptureApprovals.plist "/Applications/Shottr.app/Contents/MacOS/Shottr" -date "3024-09-21 12:40:36 +0000"

この後設定を認識させるために、ログアウトして再度ログインします。

▲実際に「AltTab」の日付を変更した様子です。

手作業で行うのは少しめんどうですが、シェルスクリプトなどにまとめておけば複数のアプリの設定を変更することも簡単にできそうです。

なおこの方法は、macOS Sequoiaのバージョンアップによって無効化される可能性があることに注意は必要だと思います(少なくともmacOS Sequoia 15.0では有効のようです)。

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