macOS SequoiaでSpotlightのメタデータが100GB以上になる不具合が発生中。唯一の回避策はこちら

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先日Mac miniの内蔵ストレージの整理を行っていたところ、ライブラリがやけに巨大化している事を発見しました。

空き容量を確認できる定番ツール「DaisyDisk」で確認してみたところ、SpotlightKnowledgeEvents というSpotlightに関連したフォルダのサイズが100GB近くになっています。

急いで検索してみると、この不具合はmacOS Sequoiaで発生しているらしく、特にIntel Macで発生している事が多い模様(AppleシリコンMacでも皆無ではない?)。

現在の最新版macOS Sequoia 15.3でも解決していないようです。

以下この問題の現時点での回避策を説明します

フォルダの中身を削除するしかない…

Apple Communityに寄せられたコメントによると、現時点でこの問題に対する有効な対策は存在せず、以下のフォルダの中身を削除する以外の回避策は存在しないようです。

問題のフォルダ:

  • ~/Library/Metadata/SpotlightKnowledgeEvents
  • ~/Library/Metadata/CoreSpotlight

このフォルダの中身を削除するには、ターミナルを開き、例えば以下のように実行します。

/bin/rm -rf ~/Library/Metadata/SpotlightKnowledgeEvents/*
/bin/rm -rf ~/Library/Metadata/CoreSpotlight/*

2つのフォルダを削除する必要はなく、SpotlightKnowledgeEvent だけが巨大化している場合はこちらだけ削除します(手元のMac mini 2018ではこれでした)。

またMetadata以下のフォルダ構成はIntel MacとAppleシリコンMacでは異なる可能性があるため、実際にフォルダの容量や存在を確認してから実行する必要があります。

削除後するとストレージの容量が復活するだけでなく、Spotlightのパフォーマンスが向上する可能性もあるとのこと。ただし削除してもしばらくするとまた無駄なデータが溜まってくるそうですので完全な解決策ではありません。

削除後のライブラリ:

なおXのAI Grokに質問したところ次のような回答を得ることができました。必ずしも正解ではないかもしれませんが、Spotlightのインデックスを抑制する方法やOnyXによるメンテナンスなど、これまでに試みられている対策も案内されています。こちらもご参考までに。

まとめ

macOS SequoiaにはSpotlightのメタデータが以上に巨大化する不具合が存在するようです。ファイルを削除することで一応回避することはできますが、再発する可能性が高く、リリース間近のmacOS Sequoia 15.4で解決していることを期待したいと思います。

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