【Tips】macOS Sierraでスリープ後に画面が真っ暗なままになる問題を解決する

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Macossierra

AppleのMac用最新オペレーティングシステム「macOS Sierra」。

当初はキーボードユーティリティKarabinerが対応しておらず困っていたのですが、基礎となるKarabiner-ElementsがmacOS Sierraに対応してくれたため、最近ようやくOS X El Capitanからアップグレードすることができました。

アップグレード後はおおむね問題なく使えているのですが、最近たまに、スリープ後にディスプレイが真っ暗なままになっている現象が発生していることに気がつきました。

画面がブランクになると、どのような操作を行っても復帰せず、再起動しない限りもとに戻すことができません。画面共有では接続できるのでディスプレイ関連で何かの不具合が起こっているようなのですが…?

今回はこのスリープ後に画面が真っ暗なままになる(ブランクになる)状態を解決する方法を説明します。環境はMac mini 2012でデュアルディスプレイ環境です。

目次

サードパーティ製ドライバが影響?

検索してみたとろころ、「Blank screen when waking from sleep」の情報が関連していそうでした。Duet Displayのようなサードパーティ製ドライバの悪影響が指摘されていて、以下のコマンドを実行しApple以外の怪しそうなドライバを検索、削除すれば良いとのこと。

kextstat | grep -v com.apple

"grep -v"は除外オプションで、"com.apple"にマッチしない情報を表示することができます。

S 20170312 114531

この結果を確認し、Duet Displayのドライバが見つかった場合はそのドライバを削除します。手元の環境ではDuet Displayは見つからなかったのですが、DispayLinkのドライバが動いていたので削除しました。

Macの場合、ドライバの削除方法はソフトウェアごとにまちまちで、DispayLinkの場合インストール用パッケージに含まれるアンインストーラーを実行すれば削除できます。

その後今のところブランク現象は発生していません。

試してみる価値はあり

macOS Sierraでスリープ後に画面が復帰しない問題を解決する方法を説明しました。ディスプレイ関連のサードパーティ製ドライバをインストールしている場合、最新版をインストールするか、もしくは不要ならば削除すると問題が解決する可能性があります。

同様の現象で困っている方は試してみてはいかがでしょうか。

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