Appleが2015年に発売した超薄型のMacBookでは、USB 3.1ポートを一つだけ搭載している事で話題となりました。
MacBook 2015年モデルのUSB 3.1は、厳密には「Gen 1」仕様に沿ったもので、最大の転送速度が5Gbpsに制限されているのに対し、将来発売されるMacでは、最大転送速度が10Gbpsまで増加した「USB 3.1 Gen 2」がサポートされる可能性が高いことがmacOS Sierraに含まれているファイルの情報より明らかとなりました(9to5Mac、MacRumors)。
9to5Macは、現在ベータ版が公開中のmacOS Sierraに含まれるローカライズ用の文字列情報に、「super_speed_plus」というキー項目が追加されている事を指摘。キーに対応した文字列として「Up to 10 Gb/sec」とあることから、10Gbpsまで対応した「USB 3.1 Gen 2」をサポートする新型Macのための情報であることがうかがえます。なおOS X El Capitanでは「super_speed_plus」というキー自体が存在しないようです。
ただしMacは発売時点で常に最新のUSB/Thunderbolt仕様をサポートしてきたため、この事自体は驚くべき発見ではないかもしれません。macOS Sierraの正式リリースに発売されるMacに期待が高まりそうです。