先日、macOS Sonomaへの強制アップグレードが発生しているという問題をお伝えしましたが、MacRumorsもこの問題をとりあげ、あるユーザーは1月10日以降に発生しているようだと主張している事がわかりました。
強制アップグレードの問題は、Appleサポートコミュニティや、MacRumorsのフォーラム、Reddit、X、その他Webサイトで多数の報告が寄せられています。
影響を受けたユーザーはほとんどの場合、macOS Sonomaが利用可能なソフトウェアアップデートであることを知らせるデスクトップ通知を受け取っていたらしく、MacRumorsの寄稿者Aaron Perris氏は、Appleが1月10日にこの通知をユーザーに表示し始めたと説明しているようです。
ただし、通知を解除し、自動アップデートをオフにしていたにもかかわらずmacOS Sonomaへのアップグレードが行われたと報告しているユーザーもおり、根本的な原因は不明です。Appleの広報担当者からの回答もまだありません。
一度アップグレードされたmacOSを古いバージョンに戻すには、Time Machineバックアップなどを利用する必要があり、データが失われてしなわないように注意深く行う必要があります。
macOS Sonomaより前のバージョンのmacOSを使い続けたい場合、問題が解決するまでTime Machineバックアップや、CCCなどのツールを使って日々バックアップをとっておいた方が安心だといえそうです。