オープンソースのパスワード管理アプリ「KeePass」。本来はWindows用のプログラムですが、KeePassが使用するkdbx/kdbといったファイルを読み書きできる多数の互換ソフトも開発されています。
本日紹介する「MacPass」もそのような互換ソフトの一つ。
名前から分かる通りMac用のKeePassクライアントで、Objective-Cを使って作られているため、MacらしいUIが実装されているのが特徴となっています。
以下基本的な使用法を説明したいと思います。
MacPassの使用方法
GitHubのリリースページからzipファイルをダウンロードします。中に含まれるMacPass.appをアプリケーションフォルダにコピーして起動します。
▲初回は「File > New」から新規データベースファイルを作成します。
▲最初に忘れないように「File > Save」で保存しておきましょう。マスターパスワードやKeyfileを生成できるのは、他のKeePassクライアントと同様です。
▲パスワードエントリーはツリー形式で管理できます。エントリーは「Add Entry」をクリックすると追加可能で、タイトルやユーザー名、パスワードは画面右側のインスペクタで入力する方式です。macOSアプリでは見慣れた形式なので親しみやすいと思います。
▲パスワード生成機能では長さや文字種の指定が可能です。
▲エントリーごとに分かりやすいアイコンを設定できます。
まとめ
MacPassはMac用の使いやすいKeePassクライアントです。KeePassXやKeePassXCのようにマルチプラットフォーム対応アプリではないだけあって、macOSの自然なUIを利用することができます。
Windowsやその他環境を考慮する必要がなく、Mac環境でだけ使えれば良いのならば便利なアプリだと思います。
タイトル | MacPass | |
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公式サイト | http://mstarke.github.io/MacPass/ | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/7560-mac-pass | |
説明 | Macネイティブ版のKeePassを目指して開発されているパスワード管理アプリ。 |