Microsoftが6月13日に公開したWindows 11の月例更新プログラムKB5027231を適用すると、Malwarebytesなど特定のアンチウイルスソフトが存在する環境で、Google Chromeが開けなくなる問題が報告されています。
Malwarebytesはすでに問題を認識しているとのことでしたが、その後、ChromeとMalwarebytesの間に存在する競合を解決するための修正プログラムが公開されました。
修正により、すべてのWindows 11デバイスでChromeが保護されたアプリケーションとして有効になるものの、エクスプロイト対策コードがすべてのChromeプロセスに適用されるわけではないとのこと。
不具合は、「Component version: 1.0.2047」と「Malwarebytes version: 4.5.31.270」で解決されます。アップデートは自動的にインストールされますが、「Settings > About > Check for updates」から手動で更新することができます。
一時的な回避策として、Google Chromeの「Exploit Protection」をオフにしていた場合は、再度オンにする必要があります。
手順の詳細はこちらで確認可能です。