Twitterからの移行先として最近「Mastodon」と呼ばれるオープンソースのソーシャルネットワークサービスが注目を集めています。
Mastodonには、使いやすい専用クライアント(アプリ)が存在しないという大きな問題が存在しましたが、今回公開されたiOS/macOS用アプリ「Mammoth」によって解決することになるのかもしれません(9to5Mac)。
Mammothを作成したのは、Twitterクライアント「Aviary」を作成した開発者、Shihab Mehboob氏です。このため、過去にAviaryを使ったことのあるユーザーにとって、Mammothは特に親しみやすいものとなっています。
iPadやMacでは、マルチカラムベースのインターフェースが利用可能で、タイムライン、メンション、いいね、プライベートメッセージ、ブックマーク、プロフィールなどの情報をすべて同じ画面上で見ることができます。カラムはカスタマイズ可能で必要な情報を厳選して表示することができます。
ログイン画面にはMastodonの人気サーバーが表示され、アカウントを作成する際にサーバーを選択できるようになっています。アイコンやテーマカラー、タイムライン上の投稿の表示方法まで、完全にカスタマイズすることができ、GIF、投票、ピクチャー・イン・ピクチャー、ドラッグ・アンド・ドロップにも対応しています。
さらに、Siriショートカット、Face ID/Touch IDによるロック、キーボードショートカット、Share Extensionsにも対応しています。
MammothはApp Storeで無料配布されていて、基本的にはiPhoneとiPad向けのアプリですが、Appleシリコン搭載Macでも動作します。