文書を記述するための軽量マークアップ言語のひとつMarkdown。最近ではGitHub用のドキュメントを記述する場合など利用シーンが増加してきています。
本日紹介するオープンソースソフト「markcat」はこのMarkdownのビューアです。markcatを使えば編集中のMarkdownファイルの仕上がりを素早く確認することができます。
クロスプラットフォームライブラリのElectronを利用して作られているため、Mac / Windows用のバイナリをダウンロードすることができます。
使用方法
今回はMacの場合について説明します。まずはじめにGitHubからダウンロードした「MarkCat.app」をアプリケーションフォルダなどにコピーしておきます。
Markdownファイルをmarkcatで表示するには、markcatを起動した後メインウィンドウにMarkdownファイルをドラッグ&ドロップするか、Finderの右クリックから「このアプリケーションで開く」でmarkcatを選択します。
エディタでファイルを編集するとリアルタイムに変更が反映されていくことがわかります。
ダブルクリックで開きたい
*.mdファイルをダブルクリックしてmarkcatで開きたい場合、拡張子に対する関連づけを変更する必要があります。
その方法を簡単似説明すると以下のようになります。
- *.mdファイルを右クリックし「情報を見る」を選択
- このアプリケーションを開くで「その他」を選択。
- 「選択対象」を「すべてのアプリケーション」に変更し、「常にこのアプリケーションで開く」にチェックを入れてMarkCat.appを選択。
- 情報ウィンドウの「全てを選択」ボタンを押す
詳細はMacでファイルの拡張子の関連付けを変更して開くソフトを変更する方法などで解説されています。
まとめ
Markdownビューアーmarkcatを説明しました。Mac / Windowsで使えるので両方のプラットフォームを使って作業している方にとって便利なアプリだと思います。また「Github Flavored Markdown」に対応しているためGitHubリポジトリに格納するMarkdownドキュメントを記述する場合にも役立ちそうです。
Markdownビューアーを探している方は試してみると良いかもしれません。
ma-tu/markcat | https://github.com/ma-tu/markcat |
---|---|
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/7144-markcat |