Huaweiは25日(現地時間)、スペイン・バルセロナで行われるMobile World Congress 2018に合わせ開催された発表会にて、14インチディスプレイ採用の薄型ノートPC「MateBook X Pro」を発表しました(MSPoweruser、Engadget日本版)。
MateBook X Proは、昨年発売されたMateBook Xの後継機種で、最大の特徴である13.9インチ(解像度3,000x2,000)のナローベゼルレスディスプレイは画面比率は91%に到達し、タッチ操作にも対応しています。厚みは14.6mmで重量は1.3kg。CPUはインテルの第8世代Core i5/i7プロセッサ、GPUにGeForce MX 150を追加可能で、端子はUSBタイプCx2、USB 3.0タイプAが1となっています。
ユニークな特徴としてF6キーとF7キーの間に存在する、跳ね上げ式のWebカメラがあげられます。コンピューターの乗っ取りリスクが高まりつつあるなか、フロントカメラを使わない時は格納しておくことで物理的に無効化できる、画期的なアイデアです。
ただし実用面を疑問視する声もあり、カメラの角度が低すぎて、通常の状態では胸のあたりしか撮影することができないと、The Vergeは指摘しています。
Now that I tried the webcam for myself, it’s woefully impractical. The angle is fixed to shoot your chest instead of face. pic.twitter.com/kp7fCZmFJ7
— Vlad Savov (@vladsavov) 2018年2月25日
実用性はともかく、Facebookの創設者Mark Zuckerberg氏のようにカメラやマイクをテープで覆って盗撮や盗聴を防いでいるユーザーもいるのは確かです。ユーザーに安心感を与えるための取り組みの一つとして注目を集めそうです。