Windows用のオープンソースのメディアプレイヤーとして人気を集めた「Media Player Classic」。オリジナル版は2010年2月を最後に更新が停止されましたが、そのソースコードを継承した派生版が幾つか作られました。
本日紹介する「Media Player Classic - Black Edition」もそのような派生版プレイヤーの一つです。よりメジャーな存在だった「Media Player Classic - Home Cinema」が2017年に開発終了となるなか、MPC-BEは今でも開発が継続しています。
名前の通り黒系のUIが特徴ですが、その他にも以下のような特徴を持っています。
- 多様な動画や音声ファイルに対応
- ハードウェアデコードとデインターレースをサポート
- ISOイメージの自動マウントに対応
以下使用方法を説明します。
Media Player Classicの使用方法
公式サイトの「Download」ボタンをクリックすると、最新の実行ファイルをダウンロードすることができます。インストーラーの指示に適切にインストールしてください。
デフォルト設定でインストールすると日本語メニューで使用することが出来ます。
▲ファイルの関連付けを行った場合は、エクスプローラー上でメディアファイルをダブルクリックして再生することができます。それ以外にも「ファイル > ファイル/URLを開く」メニューからファイルを選択して再生することができます。YouTubeのURLを直接指定して再生することも可能です。
▲設定画面はMPC-HCとは微妙に異なっていますが、大体想像出来るとおりの設定項目が準備されています。プレイヤー全体の設定を行う「プレイヤー」、再生設定を行う「再生」、映像の細かな設定を行う「映像」など、メディアプレイヤーではおなじみのカテゴリーが確認できます。
ラベルが日本語化されているのでわかりやすいと思います。
まとめ
Media Player Classic - Black Edition(MPC-BE)は、今もメンテナンスが続けられているMedia Player Classic系のメディアプレイヤーとして貴重な存在です。開発が停止したMPC-HCの乗り換え先を探しているユーザーにおすすめのソフトです。
タイトル | MPC-BE | |
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公式サイト | https://sourceforge.net/projects/mpcbe/ | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/7368-mpc-be | |
説明 | Media Player Classic - BEの略。フリーかつオープンソースのメディアプレイヤー。 |