OpenAIのChatGPTがリリース以来世界中で話題となっており、同じAI技術を採用したMicrosoftのチャットボットBingチャットボットも大きな注目を集めています。
Bingチャットボットには無料版のChatGPTよりも改良が進められた「GPT-4」が搭載されていますが、反応が遅かったり、何かを作るようにいわれても反応しないといった問題が指摘されていました。
今回この問題に対し、Microsoftの広告・ウェブサービス担当のCEOであるMikhail Parakhin氏は、Bingチャットボートが(コードなどの)何かを作ることを拒否するケースを減らすとツイッターで明らかにしています。
Starting to ship Prompt v98 today: it is a two-stage process, by tomorrow you should see big reduction in the number of cases when Bing Chat refuses to create something (write code, for example). Then the second stage will be deployed, reducing disengagements.
— Mikhail Parakhin (@MParakhin) April 5, 2023
4月5日から提供されるv98では上記の問題のほか、会話の途中でBingチャットボットが答えなくなる「離脱」の問題を修正することも目指しており、これは第2ステージで展開される予定です(第2ステージの展開予定日は不明)。
Bingチャットボットには着実に新機能が追加されており、v96では「独創性」「バランス」「厳密」といった回答のトーンを設定することができる機能が追加されました。