Microsoft、Windows 8.1からWindows 11への無償アップグレードを意図せずブロックしていた

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Microsoftは2023年の1月にWindows 8.1のサポートを終了しました。サポート期間が切れたOSを使用しているユーザーに対しては、「これまでに作られた中で最も安全なWindowsである」最新のWindows 11へのアップグレードを推奨しています。

Windows 7/8.1/10からWindows 11へは無償でアップグレード可能な状態となっていますが、Devチャンネルビルド25131以降で、Windows 8.1からWindows 11へのセットアップメディアによるインプレース・アップグレードがブロックされていた模様。

エラー発生時は、「Modern Setup Host has stopped working」というメッセージが表示されクラッシュしていたそうですが、Windowsに詳しいXenoPanther氏は、Canaryチャンネルビルド25905でこの問題が修正されたと伝えています。

同氏は次のようにコメントしています。

Starting with build 25131 (May 2022) it is no longer possible to upgrade from Windows 8.1 to Windows 11 using untouched setup media?

build 25131(2022年5月)から、Windows 8.1からWindows 11へのアップグレードは、そのままのセットアップメディアではできなくなったのですか?

However, by replacing install.wim in build 25126's setup media, you can successfully upgrade 8.1 to build 25905

しかし、build 25126のセットアップメディアのinstall.wimを置き換えることで、8.1をbuild 25905にアップグレードすることができます。

Microsoftがなぜこのような変更を行ったのは不明ですが、意図的なブロックではなく、水面下の変更によってひっそりと解決された模様です。

[via Neowin]

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