【悲報】Microsoft、Windows 11のスタートメニューとタスクバーを広告で破壊してしまう

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Microsoftは先日、Windows Insider ProgramのDevおよびBetaチャンネルで、Windows 11の最新プレビュービルドの提供を開始しました。同ビルドでは、スタートメニューやタスクバーがクラッシュする不具合が報告されていましたが、この原因が、Windows 11とTeamsの統合を誇示する広告によって引き起こされていたと分析されています(Neowin)。

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Microsoftは影響を受けたWindows 11のプレビュービルド「Build 22000.176」「Build 22449」のそれぞれのリリースノートに修正方法を投稿しています。

問題を受けた環境では以下の手順を実行することでPCが動作可能な状態に戻るとのことです。

If you were impacted by this issue, you can use the following steps to get back into a working state on your PC.

  • Step 1: Use CTRL-ALT-DEL and choose to open Task Manager.
  • Step 2: Choose “More details” at the bottom of Task Manager to expand Task Manager.
  • Step 3: Go to “File” and choose “Run new task”.
  • Step 4: Type “cmd” in the “Open” field.
  • Step 5: Paste the following (everything in bold):
    reg delete HKCU\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\IrisService /f && shutdown -r -t 0
  • Step 6: Hit enter, and then your PC should reboot. After rebooting, everything should be back to normal.

「Edgedeflector」の開発者であるDaniel Aleksandersen氏は、今回の不具合は「IrisService」と呼ばれるWindowsコンポーネントがダウンロードする小さなファイルが原因であることを発見します。IrisはWindows Spotlightの一部で、Bingの今日の壁紙やロック画面の提案などを行っています。

さらなる調査の結果、不具合の原因はMicrosoft Teamsの広告を含むシリアライズされたJSONブロブを含むレジストリキーに絞られ、広告のメッセージと画像が、WindowsアカウントがTeamsに設定されていない場合に表示されるパネルに似ていることから、これがシェルのクラッシュの原因となっていることをつきとめます。

今回の不具合は簡単に修正可能ですが、MicrosoftがWindows 11で広告を配信しようとしている事実、および広告配信の不具合で簡単にデスクトップシェルがクラッシュすることなど、Windows 11に対する信頼感が揺らぐ出来事だといえそうです。

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