MicrosoftはOpenAIと提携し、ChatGPTを初めとした各種AIツールの自社ソフトウェア/サービスへの組み込みを進めています。
今回、Windows 11/10用のオープンソースの生産性向上ツール「PowerToys」へ、ChatGPTのサポートを組み込むための作業が進められていることがわかりました。
ChatGPTのサポートは、キーボードランチャー「PowerToys Run」のプラグインとして行われ、PowerToys Runの検索ボックスに質問を直接入力することができるようになる見込みです。
ChatGPTプラグインはデフォルトでオフになっていて、ユーザーはこの機能を利用するためにPowerToys Runの設定を開き、手動でこの機能を有効にする必要があります。また、OpenAIのAPIキーを入手し設定する必要があります。
このプラグインの開発は、Windowsデバイス上でAndroid APKファイルをサイドロードするための無料アプリ「WSATools」でおなじみの開発者Simone Franco氏によって行われています。プロトタイプはすでに動作しているものの、PowerToysのプレビュー版やリリース版に統合されるまでには、まだ時間がかかると予想されています。