MicrosoftがChromiumに「デュアルスクリーンエミュレーション」と呼ばれる機能を実装するための作業を進めていることが分かりました(Windows Latest)。この機能は、主にマルチスクリーンデバイス向けにウェブサイトを最適化する開発者を対象としたものですが、デュアルスクリーン対応デバイスで使用した場合、サイドバイサイドでお気に入りのWebサイトを閲覧する事が可能になります。
現在同機能は試験的機能として実装中で、以下の項目が実装されています。
- Surface DuoとGalaxy Foldをサポート。
- デバイスの向きの仕様がデュアルスクリーンモードをサポートするように拡張: horizontal spannedとvertical spanned。
- デュアルスクリーンモードでは、デバイスにヒンジが付いている場合それが表示される。
- エミュレーションバーにスパンするためのボタンを追加:デバイスビューの
シングルスクリーンからデュアルスクリーンへの拡張。 新しいアイコンが追加。 - ローテーションおよびその他のエミュレーション関連機能は、ヒンジが存在しても正しく動作。
Microsoftは今年初め、ChromiumベースのEdgeブラウザの一般提供を開始し、上流のChromiumの開発にも積極的に関与しています。デュアルスクリーンデバイスをサポートするための機能がChromiumに追加される事になれば、Edgeだけではなく、Chromeなど他のChromiumベースのブラウザでも同機能が利用可能になる事が期待できます。