Windows 10の累積アップデートKB4535996では、これまでに起動の失敗やパフォーマンスの低下、SignTool.exeのクラッシュなど、以下に示すようなさまざまな問題が報告されています。
- 起動が遅くなる: 電源を入れてからロック画面が表示されるまで時間がかかる。ログインに必要な時間も増える。
- システムフリーズとクラッシュ: タスクマネージャーやファイルエクスプローラー、タスクバーが警告なしにクラッシュする。
- ブルースクリーン: 重大なエラーによりBSODが発生する。
- パフォーマンスの低下: ゲームでFPSが低下し、音声が途切れることもある。
- 黒い画面: サインインやその他ランダムなタイミングで黒い画面が表示される。
今回、MicrosoftがSignTool.exeのクラッシュに関する不具合を認識し、3月中旬までに修正予定であることを明らかにしました(Windows Latest)。
MicrosoftのJames Parsons氏はフォーラムに以下のようなコメントを書き込んでいます。
We’re aware of issues with signtool.exe after installing the latest optional update for Windows 10, version 1903 or Windows 10, version 1909 (KB4535996). If you are encountering issues or receiving errors related to signtool.exe, you can uninstall the optional update KB4535996.
We are working on a resolution and estimate a solution will be available in mid-March.
KB4535996をインストールした後、signtool.exeの問題が発生することを認識しており、問題が発生した場合、KB4535996をアンインストールする事を推奨しています。
現在その他の不具合が認識されているかどうかは不明です。