Microsoftが、一部のWindows 11環境でスタートメニューが開かない不具合が発生している事をみとめ、アドバイザリを提供しています。
現在、Windows 11の既知の不具合をまとめたページには以下のような項目が追加されています。
不具合の内容は、KB5014668(Build 22000.778)以降のアップデートを適用した環境で、スタートボタンが開けなくなる場合があるというもの。スタートボタンをクリックしても選択しても、キーボードのWindowsキーを使用しても、効果がない場合があるとされています。
Microsoftは、この問題をKIR(Known Issue Rollback)を使用して解決しており、コンシューマー端末および非管理下のビジネス端末では修正が最大24時間で適用されるとのこと。企業で管理されているデバイスは、特別なグループポリシーを適用することで解決でき、このグループポリシーは「コンピューターの構成 > 管理用テンプレート > KB5014668 220721_04201 Known Issue Rollback > Windows 11 (original release)」で見つけることが可能です。
グループポリシーはこちらのリンクからダウンロード可能です。グループポリシーを展開するためのドキュメントはこちらで確認可能です。