先日、Windows 11 Version 22H2のRTMビルドの候補が「Build 22621」ではないかとの噂が流れました。Microsoftの担当者がSNSで噂を否定しなかったことから有力な情報だと見込まれていましたが、今回、同社の公式文書にこの噂を裏付ける情報が掲載されていることがわかりました(Neowin)。
Microsoftはハードウェアパートナー向けのTech Communityブログ記事で、Windows 11 Version 22H2の「Windows Hardware Compatibility Program(WHCP)」の概要を発表し、この文書には以下の内容が含まれています。
Windows 11, version 22H2 certification build
Minimum acceptable build for Windows 11, version 22H2 certification is RTM build (i.e. 22621).
Windows 11、version 22H2認証ビルド
Windows 11, version 22H2認証のための最小許容ビルドは、RTMビルド(すなわち22621)です。
Windows 11 Build 22621は、2週間前にBetaチャンネルに公開されており、デスクトップからInsiderの透かしが削除され、ISOファイルも公開されています。またサインオフが5月24日になるという以前の情報とも一致しています。
一方、Windows 11 Version 22H2のリリース日に関しては、9月後半から10月になるのではないかと予想されています。
Windows 11, version 22H2 based systems may ship with drivers that have achieved compatibility with Windows 11, version 21H2 until Sept 5th, 2022.
Partners looking to achieve compatibility for systems shipping with Windows 11, version 22H2 Release may use drivers for components that achieved compatibility with Windows 11, Version 21H2 until Sept 5th, 2021 (sic)
さきほどのブログ記事でハードウェアメーカーに対し「Windows 11, version 22H2 ベースのシステムは、2022年9月5日までWindows 11, version 21H2 との互換性を達成したドライバーを使用して出荷することができます」と通達しており、22H2のリリースがそれ以降になるのではないかと考えられるからです。