Microsoftが先日、月例アップデートの一環として公開したWindows 7用の月例品質ロールアップKB4103718と、セキュリティオンリーアップデートKB4103712をインストールすると、システムがネットワークに接続できなくなるなどの問題が発生する可能性があることがわかりました。
Microsoftはこの問題を認識しており、KBページに以下のような情報が掲載されています。
更新プログラムをインストールすると、意図せずネットワークドライバが削除されてしまう場合があり、結果としてネットワークに接続できなくなる問題が発生するようです。
Microsoft is aware that some customers have reported that network drivers are intentionally uninstalled, then fail to reinstall after applying the May 8, 2018 update. This can result in the loss of network connectivity.
マイクロソフトは、一部のユーザーからネットワークドライバが意図的にアンインストールされ、2018年5月8日のアップデートを適用した後に再インストールできないと報告していることを認識しています。これによりネットワーク接続が失われる可能性があります。
マイクロソフトは問題を調査中で、調査が完了しだい更新を提供するとのこと。
問題の簡単な回避策は存在せず、これらの更新をアンインストールする事が唯一の対策とされています。なおアンインストール後再度更新が適用されてしまうのを防ぐため、削除後は該当の更新プログラムを非表示にしておいたほうが良いかもしれません。