Microsoftは現在、Chromiumベースの「Edge」ブラウザをWindowsの標準ブラウザとして強力に推進しています。
従来のEdgeブラウザ(Edge Legacy)やInternet Explorerを使用しているユーザーに対しては、新しいEdgeブラウザへの移行が推奨されていますが、移行策の1つとして、Internet Explorerと互換性のないサイトを閲覧すると、そのサイトを新しいEdgeブラウザで開き直すという挙動が始まることが明らかとなりました(Windows Latest)。
Google Drive、YouTube、Microsoft Teams、ESPNなどのサイトが対象で、Internet Explorerでサイトを閲覧した際、背後で動作する「Internet Explorer Browser Helper Object (BHO)」と呼ばれるプロセスが互換性をチェックし、互換性がないサイトの場合、Microsoft Edgeで開き直されます。
その際、画面にはリダイレクトの説明が記載されたダイアログボックスが表示され、必要な場合はInternet ExplorerからEdgeへ閲覧データとパスワードの転送を行うことができます。
2021年にはEdge Legacyのサポートが終了し、Internet ExplorerもMicrosoft 365でのサポートが終了します。これらのブラウザを使用している方もそろそろ新しいEdgeブラウザへ移行する準備を始めたほうが良い頃合いかもしれません。