Microsoftは本日、「Microsoft Defender ATP for Mac」のプレビュー版の提供をビジネスユーザー向けに開始することを発表しました。
従来の「Windows Defender ATP(Advanced Threat Protection)」という名称は、macOSを含むクロスプラットフォーム展開に合わせて「Microsoft Defender ATP」に変更されています。現在日本語ページはまだありませんが、英語版のプレビュー版申請ページが公開されています。
Microsoft Defender ATP for Macは、macOS Sierra、macOS High Sierra、macOS Mojaveに対応し、ファイルのスキャンやシステムのリアルタイム保護、ログ情報の収集といったセキュリティ機能を提供します。同時にインストールされるMicrosoft AutoUpdateサービスによって、アプリは常に最新の状態が維持されます。
ATPは企業ユーザー向けのもので、Windows 10に組み込まれている一般ユーザー向けのWindows DefenderのMac版が計画されているかどうかは不明です。