Microsoft、Windows 10 Version 21H1などで発生する新たな不具合を認識

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Windows 10 logo

Microsoftは6月7日(現地時間)、Windows 10 Version 21H1向けに提供された最新の累積更新プログラムKB5003637等に新たな不具合が発見されたことを認めました(Softpedia)。

Windows 10 Version 21H1の既知の不具合をまとめたページには以下のような情報が掲載されています。

S 20210611 105533

不具合は「アプリがリモートデバイスのイベントログにアクセスできない場合がある」というもので、KB5003637以降のアップデートをインストールすると、リモートデバイスのイベントログにアクセスするアプリが接続できなくなる場合があるとのこと。

ローカルまたはリモートで2021年6月8日以降にリリースされたアップデートをまだインストールしていない場合に発生する可能性があり、特定のレガシーイベントログAPIを使用しているアプリが影響を受けます。Windows 10 Version 21H1だけでなく、サポート期間中の全Windows 10、Windows 8.1、Windows7 SP1も影響を受けます。

以下のようなエラーが発生するそうです。

  • error 5: access is denied
  • error 1764: The requested operation is not supported.
  • System.InvalidOperationException,Microsoft.PowerShell.Commands.GetEventLogCommand
  • Windows has not provided an error code.

この問題を解決する方法は非常に簡単で、ローカルとリモートのデバイスの両方に、2021年6月8日以降にリリースされた累積アップデートをインストールします。すなわち最新の月例アップデートをローカルとリモートの両方に適用している場合、今回の問題は発生しないことになります。

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