Microsoftは2月24日、OneDrive for macOS version 22.033で行われる変更を明らかにしました(Neowin)。
1月26日に公開されたversion 22.002では、従来のカーネル拡張を使用したファイルオンデマンド機能からの切替が実施され、その後よせられたフィードバックを元に改良が行われたとのことです。
新バージョンではまずユーザーの混乱を招くアイコンの修正が行われています。ローカルで利用可能なコンテンツからは下向き矢印のクラウドアイコンが削除され、コンテンツがオフラインで利用できるのか、インターネット接続が必要なのかについての混乱が解消されます。
また、SpotlightやTime Machineなどの一部のアプリは、ユーザーによる追加設定なしに、OneDrive内のローカルファイルのインデックスを作成できるようになります
ただし外付けドライブをOneDrive用の同期フォルダとして使用している場合はこれらの変更は適用されず、近日中に別のビルドがロールアウトされる予定です。外付けドライブではFile Providerの機能が制限されており、MicrosoftはAppleと協力し、将来のmacOSでFile Providerを改良していきたいと説明しています。
If you are syncing your OneDrive to an external drive, we will not be able to remove conflicting icons. Opening files will bring them into your OneDrive folder on the external drive and onto your home drive and allow you to open them without an internet connection. We will now show a hollow checkmark icon for content that is locally available, similar to what we showed before macOS 12.1. Files with a hollow checkmark can be become online-only if the operating system needs to save disk space.
OneDriveを外付けドライブで使用している場合、ローカルで利用可能なコンテンツには、macOS 12.1以前と同様に丸印のチェックマークアイコンが表示され、OSがディスクスペースを節約する必要がある場合、オンライン専用になることもあるとのこと。
さらにMicrosoftはOneDriveの環境設定画面に、新しいオプションを追加し、すべてのOneDriveコンテンツをローカルに同期しやすくしています。追加されたオプションは「すべてのOneDriveファイルを今すぐダウンロード」と「使用するごとにファイルをダウンロード」で、後者はすべてのファイルが初めて開くまでオンライン専用となることを意味しています。
最新版は現在OneDrive Insidersプログラムで提供されています。